(原産と来歴)
  ウルイ、ギンボと呼ばれ、本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿りけのあるところに自生している多年生草本でユリ科ギボウシ属である。古くから山菜として食べられてきたが、丈夫で株がふえやすいし、葉や花も美しいので、古くから日本でも栽培されており、変わった型や種間雑種が栽培され、園芸用に取り扱われていることが多い。

(食べ方)
 葉柄の軟らかい部分を根もとから切り取り、ゆでたものを適当な長さに切り、カツオぶしやクルミ、マヨネーズ、カラシなどをのせたおひたし、あるいはゴマあえは、適度のヌルメキもあり最高だ。そのほか、みそ汁、山タケノコ、コンニャク、打ち豆、ニシンとの煮もの、酢のもの、てんぷら、油炒めと利用方法も多彩だ。
 展開した葉そのものを切り、その上に刺身や料理を盛り合わせることも料理屋、旅館で見うけられる。
 オオバギポウシ(ウルイ)は7月ごろ、あまり開いていない花とつぼみを摘み、生のままサラダに、さっとゆでて三杯酢などで味わう。彩りが美しい

(栽培概要)
 当JAでは昭和60年頃から栽培を開始し、現在では古殿町で50名程の生産者によって本格的な出荷を行ってます。
3月〜6月にかけて株分けを行い植え付けます。
肥料は化成肥料多投を嫌うため菜種粕を主体に有機配合肥料を若干施す。
翌年は収穫を行わず露地でじっくり株を養成します。
1月〜2月出荷の場合は葉が枯れてから株を掘り起こし、12月20日頃から促成床に伏せ込み出芽させます。
3月以降の出荷は1月から3月にかけて畑にビニール被覆を行い出芽を待ちます。
収穫は1月から5月上旬まで行うためを生産者が話し合い計画的に行っています。