有機物の施用により土壌の団粒化を促進し、保肥力の高い、排水性・保水性に優れた土づくりを目標にする。
・堆肥は繊維分の多い材料を使用した完熟したものを使用する。
肥料成分も含まれているので、過剰施用はしない。
・秋の内に稲ワラ等と石灰窒素を土中堆肥として施用し、深耕しておく。
・CECが低い、腐植が少ないほ場では、アヅミン等の土づくり資材を利用する。
| 肥 料 名 | 施用量 | 備 考 | 窒 素 | りん酸 | 加 里 | |
| 基 肥 |
完熟堆肥 キングシェル 腐植りん 安心有機007 水マグ |
2,000 180 80 160 20 |
有機石灰 有機入0-15-0 ぼかし10-10-7 マグネシウム 58% |
16.0 |
12.0 16.0 |
11.2 |
| 小 計 | 16.0 | 28.0 | 11.2 | |||
| 追 肥 |
硝燐安加里S646 パワフルグリーン |
60 |
16-4-16 |
9.6 |
2.4 |
9.6 |
| 合 計 | 25.6 | 30.4 | 20.8 | |||
【ほ場準備】
排水良好で風当たりの少ない、日当たりの良いほ場を選ぶ。潅水できればなお良い。
防風ネットを設置したり排水溝を掘るなどして条件を整える。周囲の除草は作付前に行っておく。
【育苗ハウス】
開口部には1mm目合いの寒冷紗を設置し、播種床には必ず電熱 線を設置する。
育苗床にも電熱線 を設置するのが望ましい。
【堆肥施用】
定植(播種)予定の50日前頃に堆肥と石灰を散布し耕起する。
【基肥施肥】
基肥は定植(播種)予定の30日前に施用し、ロータリーをかけ ておく
【マルチかけ】
定植(播種)予定の2週間前頃、降雨後にマルチをかけて土壌水分を確保するとともに地温を高めておく。
【ポット播種】
播種後充分に潅水し、ビニールで覆い地温を確保する。発芽した らすぐにビニールを取り除く。いちずは分枝が多いため、育苗中の摘芯はしない。
【定植】
普通栽培では、晩霜の心配がなくなる5月中旬以降に定植する。温暖な日に行い、風が強い日は避ける。 土壌が乾燥している場合は、定植前に植え穴に汲み置き水を灌水する。ポットへは当日液肥へのドブ漬けを行い定植する。このときも汲み置き水を使用する。
【整枝】
株元からの弱い側枝は4本を目安に整理する。側枝の発生が旺盛なため中段での摘心はしない。 アーチ肩の部分で摘芯し、内部に光線が入るようにする。
【敷ワラ】
敷ワラは2回に分けて行う。1回目は病害防除のため薄く、2回目は土壌水分確保のため厚く敷く。
【摘葉】
黄化葉以外にも混んでる部分を除去する。一度にかかずに少しずつかく。過繁茂は病害の発生や落花を助長するので、アーチの外から見て中の人がちらちら見える程度にする。
【摘果】
曲がり果・スレ果は小さいうちに取る 除去した葉や果実は病害予防のためほ場外に持ち出し、通路等に絶対放置しない。
【収穫】
M級まで収穫し、遅れて株に負担をかけないようにする。
・肥料切れは曲がり莢の原因となるので、追肥はこまめに行う。
開花が始まる頃から、7〜10日おきに10a当たり窒素成分で2kgずつ与える。
・降雨が期待できないときは、液肥の潅注・かけ流しや、葉面散布を行う。